この作業って意外と時間がかかっていやだな~~
って思うことありますよね!?
もっと楽にトリミングできたらな~~
って思うことありますよね!?
ですよね!!
スタエコもそう思います!!
私たちスタエコが使用しているPremiereProには、それはとてもとても便利なトリミングツールがあるのです!(^^)
初心者の方もこのトリミングツールを覚えておくと、それはとてもとても作業がはかどるでぇ~~
ってなるので、是非覚えてみてください!!(^^)/
トリミングツールの名称
さっきから便利、便利言ってるけど、いったいどんなことができんの!?
って胡散臭いと思っている方いるので、きちんとご説明しようと思います!
トリミングツールにある機能の名称は、上から
- 選択ツール
- トラックの前方(後方)選択ツール〔上から2つ目と3つ目〕
- リップルツール
- ローリングツール
- レート調整ツール
- レーザーツール
- スリップツール
- スライドツール
- ペンツール
- 手のひらツール
- ズームツール
基本的に動画編集は、クリップ(動画の素材)のトリミングとなりますが、
トリミングといっても不要な部分をデータから削除しているわけではございません。
単に表示しないように隠しているだけなんです。
なんか意外ですよね!
でも削除していないってことを前提に考えると、このトリミングツールの機能がわかりやすくなるので、
覚えておいてください!テストがあるなら、ここは必ず出ます!!(‘ω’)ノ
1.選択ツールでトリミング
基本的にトリミング操作を行う際は、選択ツールで行います。
クリップを好きな場所へ移動することができます。
また、クリップの端にマウスカーソルを合わせる形が変わるので、そのままドラックすると
インポイント(開始部分)やアウトポイント(終了部分)を調整することもできます。
選択ツールでトリミングした場合、クリップ全体のデュレーション(動画の長さ)も変化します。
ただ、左右に別のクリップがあるとデュレーションを短くすることできますが、
左右のクリップを動かさないと長くすることができません。
2.トラックの前方(後方)選択ツール
選択したトラックの右側(前方選択ツール)または左側(後方選択ツール)にあるものが全て選択されます。
3.リップルツール
リップルツールは、クリップのデュレーションを変更しながらトリミングを行います。
選択ツールとは違い、左右に別のクリップがあっても、デュレーションを長くすることができます。
なお、左右にあるクリップは、そのままスライドされます。
そのため、全体のデュレーションも長くなります。
余談ですが、選択ツールを選択中でも、クリップ接合部付近にカーソルを合わせてctrlキー(Macの場合はCommandキー)を押すと
リップルツールに変わります。赤色のカーソルが黄色のカーソルになれば、リップルツールに変更されてます。
なお、クリップ接合部にあわせると、ローリングツールに変わります。
※ctrlキー(Macの場合はCommandキー)を押しながらカーソルを動かすと目に見えてわかります!
4.ローリングツール
ローリングツールは、対象のクリップのデュレーションを変更するとともに、
対象のクリップが接合している別のクリップのアウトポイントとインポイントを変更します。
なので、クリップ全体のデュレーションは変化しません。
なんか文字で書くとよくわからないですね。
Aクリップ | Bクリップ | Cクリップ |
上記のようにクリップを編集している場合で、対象クリップをBクリップとする場合、
Bクリップのインポイントをトリミングすると、Aクリップのアウトポイントも同時に変更されます。
(Aクリップのインポイントはそのまま、BクリップのインポイントとAクリップのアウトポイントは同じ時間分トリミングされる)
また、Bクリップのアウトポイントをトリミングすると、Cクリップのインポイントも同時に変更されます。
(Cクリップのインポイントはそのまま、BクリップのアウトポイントとCクリップのインポイントは同じ時間分トリミングされる)
なので、クリップ全体のデュレーションは、変わらないんです!
5.レート調整ツール
レート調整ツールは、他のトリミングツールとは少し違い、表示する部分をトリミングするのではなく、
対象クリップの表示されている部分はそのままに、動画の表示スピードを変更することができます。
簡単にいうと、クリップの端にカーソルを合わせ、ドラックするとスローモーションや早送りにできます。
※クリップを短くすると早送り、長くするとスローモーションになります。
6.レーザーツール
レーザーツールは、クリップを分割する時に使います。
1つのクリップ内に不要な部分がある時など、レーザーツールで分割して削除なんてこともできちゃいます!!
7.スリップツール
スリップツールは、トリミングするクリップのデュレーションは変えずに、インポイントとアウトポイントを変更します。
例えば、トータル1分のクリップ内の30秒~45秒の15秒間を表示しています。
スリップツール使えば、表示する15秒間が固定されるので、15秒~30秒部分だったり、20秒~35秒部分などにトリミングできます。
イメージとしては、クリップ内を〔横滑りさせる〕と考えるとわかりやすいですかね。
8.スライドツール
スライドツールは、対象のクリップを前後にドラックさせると、
対象クリップの前後にあるクリップのアウトポイントとインポイントを変更させます。
なお、対象クリップ自体は、トリミングされません。
ん~これもわかりづらいですね・・・
Aクリップ | Bクリップ | Cクリップ |
上記のようにクリップを編集している場合で、対象クリップをBクリップとする場合、
Bクリップは、トリミングされません。(貼り付け状態のまま)
例えば、Bクリップを右にドラックすると、Aクリップはアウトポイントがトリミング(デュレーションが長くなる)され、
Cクリップはインポイントがトリミング(デュレーションが短くなる)される。
※AクリップのインポイントとCクリップのアウトポイントは変更されません
なお、AクリップのアウトポイントとCクリップのインポイントは、同じ時間分トリミングされます。
そのため、クリップ全体のデュレーションは変わらないんです!
また、余談ですが、
ローリングツールとスライドツールが若干似ているので、間違えないように・・・(^^;)
ローリングは、対象クリップと前後のクリップの接合部分を同時にトリミング
スライドは、対象クリップを挟んでいる、前後のクリップを同時にトリミング
こんなイメージですかね!
9.ペンツール
ペンツールは、キーフレームの設定や変更を行うことができます。
タイムラインパネル上で、明るさの調整や、フェードイン(暗転から徐々に映像が流れる)・フェードアウト(映像が徐々に暗転していく)なども設定できます。
またまた余談ですが、選択ツールを選択中でも、ctrlキー(Macの場合はCommandキー)を押しながらで設定することができます。
10.手のひらツール
手のひらツールは、タイムラインパネルの表示部分を動かしたいときに使います。
編集したい箇所まで動かすときにつかうものなので、特にクリップをトリミングするようなものではありません。
11.ズームツール
ズームツールは、タイムラインパネルの表示部分を調節できます。
タイムラインパネル上をクリックするとズームインし狭い時間内での表示になり、
altキー(MacだとOptionキー)を押しながらクリックするとズームアウトとなり長い時間内での表示となります。
最後に、トリミングをするにあたり、トラックごとにクリップのトリミングを禁止することもできます。
これをやっておくと、
間違えてクリップをトリミングしてしまったー。。。
ってことが防止できます。
トラックの内容を変更したくない場合は、是非ご活用してください!
このトリミングツールを覚えておくだけで、作業が格段に早くなり、楽になります。
最初は、どのツールがどんな機能なのか、分からなくなるかもしれませんが、
使っていくうちに自然と覚えていきますので、是非ご活用いただければと思います!!
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