意外とわかるようでわからないのが曲構成ですよね!
それぞれの役割や用語を知っておくと作曲をする際にとても役立ちます。というよりも知らないと変な曲ができちゃうかもというぐらい大切です(笑)
曲の構成を考える前に最低限知っておくべき用語
- イントロ
曲の前奏や導入部分のこと。
- 平歌(ヒラウタ)
簡単に言うとイントロの後からサビに至るまでの部分です。
良く聞くワードとしてはAメロ、Bメロなどがヒラウタにあたります。
もちろん、CメロやDメロというものもヒラウタとして扱われますが、場合よってはCメロがサビとして扱われている場合もあります。
- サビ
曲で一番盛りがる重要な部分です。ちなみにですが英語ではコーラスと呼ばれています。
しかし、日本ではコーラスは別の意味として捉えられているので間違わないようにサビと呼ばれています。
- 大サビ
ここらへんからあまり聞き慣れない用語なのではないでしょうか。
1番目のサビ、2番目のサビ、そして曲の終わりにさらに盛り上がる部分として用意されているサビのことです。
- 落ちサビ
コード進行やメロディはサビと同じものを使いつつ、音を静かなものにする部分のことです。
ダウンコーラスとも呼びます。落ちサビを用意して、サビや大サビとつなげると盛り上がりを演出することができます。
- 間奏
これは定番の用語なのでイメージがしやすいですよね。1番と2番、3番の間の部分です。
ブリッジとも呼ばれていますが、ソロ演奏などはギターソロなど、ドラムソロなどと呼んでも問題はありません。
- アウトロ
いわゆる一番最後の部分です。イントロが始まりなのでアウトロは終わりということですね。
曲の構成はこの流れ!
実は曲の構成はほぼこれと決まっています。もちろん、「俺は他にない音楽を作りたいから自由な構成にするんだ!」と考えて奇抜なものを作ろうと考えている方も少なからずいるかと思います。
止めはしませんが、曲を聴く人のことを考えると定番のもののほうが優しいです。他にない音楽はコード進行やメロディーで表現したほうが良いと僕は考えています。
多少、構成を変えるのはどんどんやっていっても良いのではないでしょうか。
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→大サビ→落ちサビ→サビ(もしくは大サビ)→アウトロ
(Aメロ→Bメロ→サビは繰り返す、間奏には楽器のソロを入れるなど)
この曲の構成がほとんどです。多少違いがあっても大きく異なることはまずないかと思います。
たとえば、サビ→イントロというサビから始まる曲も多いです。
サビ→転調サビ(キーが上がったサビ)なども盛り上がるパターンとしてよく用いられています。
他にもAメロの1番と2番で少しだけ楽器の音や構成、コードを変えてマンネリを防ぐという方法もあります。
おまけ!どの順番に曲を作っていくか
ここからはおまけの内容です(笑)
参考になればと思い掲載します。
曲はAメロ、Bメロ、サビ、イントロなど複数の部分により構成されますが、どこから作ったら良いのかわかならないという方も多いかと思います。
もちろん、決まりがあるわけではないのでどこから作っても良いです。
しかし、どこから作ったほうが良いかおすすめはあります。
それはサビから作ることです。当たり前だとわかっている方は良いのですが意外と初めて曲を作る際に丁寧にイントロから順番に作ろうとする人も多いです。
なぜ、サビから作るのかというと単純に一番盛り上がるのはサビの部分だからです。逆に言えば、サビさえ良ければAメロとBメロはおまけにすぎません。
さらに言うとAメロとBメロに気合を入れすぎてどこがサビなのかわからないということにもなりかねません。
これも知らない人が多いのですが、Aメロ、Bメロ、サビにはそれぞれ役割があります。コード進行も大体流れで決まっていきます。
それぞれに役割があり、サビでどーんと盛り上がるように工夫されているのです。
それを知らずにAメロもサビぐらい良く、Bメロもサビぐらい良くというふうにしてしまうとサビで盛り上がらず微妙な作品になってしまいがちです。
なので、とにかくサビの部分を色々なコードで作ってみることをおすすめします。
いくつものサビを作っておき、後でまた聴いてみるというのを繰り返していくと、作っているときは良いサビだと思っていても時間を置いてから聴くと微妙なサビに聴こえたりもします。その中でも何回聴いても納得のいくサビが出来上がってくるのでそのサビをもとにAメロ、Bメロと制作して行きましょう。
こだわりをもって曲を制作することも大切ですが、ある程度のセオリーを取り入れることで素晴らしいオリジナル作品ができてくると思います。
まずは基本や王道の中で曲を作っていき、慣れてきたら少しずつ変化を加えるぐらいの気持ちで取り組んだほうが良いかなと思います。
他にも初心者向けのおすすめ記事があるので参考にしてみて下さいね!
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